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いらっしゃいませ [このブログについて]

「2011くろわぜ旅行記」へようこそ!

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いらっしゃ〜〜い♪

このブログは、2011年9月、約一週間、ロンドン、パリ、アントワープへ行ってきた旅行記です。

2012.2/13.やっと書き終わりました。読みやすくするため、旅行の時間軸に合わせて更新日時を変えてます。

コメントはスパムを避けるため承認制ですがお気軽にどーぞ。


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ヴァージンアトランティック901便にてロンドンへ [Transport]

2011年9月、約一週間の欧州旅行に行ってきました。

9月20日 成田〜ロンドン(ヴァージンアトランティック航空)ロンドン1泊
9月21日 ロンドン〜パリ(ユーロスター)パリ2泊
9月23日 パリ〜アントワープ(タリス)アントワープ2泊
9月25日 アントワープ〜ロンドン(シティジェット航空)ロンドン3泊
9月28日 ロンドン〜成田(ヴァージンアトランティック)
という日程。

今回の旅は、いつもの「初めに観劇予定ありき」ではなく、先ず航空券があってそれをいつ使うか?から発生した、自分としてはかなり珍しいパターンの旅。

というのは、ヴァージンアトランティック航空の「チャリティー・サイレント・オークション」というネット上の震災関連チャリティイベントに参加してみたところ、「アッパークラス航空券2名分(成田〜自宅&ヒースロー〜ホテルのハイヤーつき)」を見事落札してしまったのです。

ハイヤーが自宅まで迎えに来てくれて、すいっと成田へ・・・の筈だったんですが、出発日は連休明けですごい渋滞、出発時間はハイヤー会社が決めてくれたんだけれど、空港好きで早く空港に行くのが好きな私としてはもっとよく考えるべきでした。しかし、同行の友人Mのルートアドバイスとドライバーさんの努力で、ある程度余裕有る時間に空港到着。ほ。必要な買い物も出来たし、ラウンジで生ビールも飲めました。(←重要なんです私にとっては)

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搭乗するとウェルカムシャンパン。このシートは背もたれが前にぱたんと畳まって、フルフラットのベッドに変身。毛布ではなく布団のセットが付いている。残念ながら私の座席はテーブルが故障しており、食事の時は隣にお邪魔して頂いた。

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左は寝間着のスウェットの上下(旅行中活躍)、右はアメニティグッズ。なぜかスリッパは付いてこないので、使い捨てのを持参。

VSのアッパークラスには、ANAのマイル利用で乗ったことがあり、その時もスウェットを貰ったんだけど、色落ちが激しくて、洗濯すると墨汁の様な水が・・・。今回も用心していたんだけれど、改善された様で大丈夫でした。

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超!可愛いソルト&ペッパー。持って帰りたくなるよね?機内で売ってくれれば良いのに。売って下さいよホントに。(実は前回はCAのおにーさん拝み倒して一組貰ってきた)知らなかったんだけど、足裏に「Virginからパクってきました!」と刻印されている。 そういうとこ大好きですヴァージンアトランティック。


タグ:Virgin Atlantic

ロンドン到着 [London]

ヒースロー空港に到着。アッパークラスのサービスの一つに、入国審査を優先的に受けられる「FastTrack」 がある。この日はたまたま到着が重なったのか、一般の入国審査はどちゃ〜っと並んでて、空港出るのに軽く一時間はかかりそうな勢いだった。FastTrack、本当に有り難かった。

到着出口を出てショーファーカーのドライバーとどうやって会うのかというと、出口の先にヴァージンのカウンターがある。そこで名前などを告げると、カウンターに居るマダムが、担当のドライバーを呼ぶ、近くにスタンバイしていた数名のドライバーの中から一人がやってきて一緒に駐車場まで行く、というパターンでした。(なんとな〜くカウンターのマダムの姿に「遣り手婆ぁ」という文字が浮かぶ・・・)

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ロンドンのお宿はThe Mandeville Hotel

http://www.mandeville.co.uk/

ロンドンではSouth Kensingtonの辺りのプチホテルに泊まる事が多いのだけれど、たまには趣向を変えてみようと、地下鉄Bond St.の近く、セルフリッジなんかもほんの数分と、とても便利な中型ホテルにしてみた。

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この日は一泊だけでパリとアントワープを廻り、またこのホテルに戻ってくるスケジュール。

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バスタブもシャワーブースもあり、設備も予想より充実。と思ったら、実は予約したカテゴリーよりも一つ上のクラスの部屋になっていた。(この事は2回目の宿泊まで気づかなかった) この時の宿泊はクレジットカード会社のキャンペーンを通した予約だったのでUPしてくれたのかも。

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今回スーツケースは中・小二つ持っていった。うちひとつはロンドンでお留守番。

私は良く旅行に行くけれど、スーツケースは一つも持っておらず、いつもレンタル。置く場所が無いのと、その時の用途に合わせて大きさを変えたり、新商品を試したり出来て良いですよ。

よく使うレンタル屋さん「ダーリング」さん(スーツケース以外のラインナップも面白い)

http://www.darling.co.jp/index.html 


タグ:London

Marylebone High street [London]

荷ほどきをして早速街へ出る。(多分18時位だったと思う)

ホテル裏手に伸びるMarylebone High streetは、インテリアショップや雑貨、ブティックなどが並ぶ大変お洒落な通りなのだ。

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ベルギー発祥のパン屋さん“Le Pain Quotidien”

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良さそうなPUB。

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(ロンドンと思えない)洗練された食料品店。

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この日の夕食は、ホテルから7〜8分のガストロパブのThe Grazing Goatへ。

http://www.thegrazinggoat.co.uk/home.html

基本はパブなので、気楽な雰囲気でとても良かった。

インテリアが(私の考える)ベルギー風でこれまた好みだった。またいつか行ってみたい。

 


Eurostarでパリへ移動 [Transport]

2日目、パリへ移動する。

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ホテルで朝ごはん。このブラウントーストが食べたかったのだ〜。そしてトースト立てが嬉しいロンドンの朝。

他の宿泊客は7割がビジネス客という感じ。チェックアウト時混み合ってバタバタするのが嫌なので、朝食から部屋へ戻る時に精算だけ済ませてしてしまう。これやっとくと後がすごくスムーズになるのでお勧めします。

各自一つずつスーツケースをこのホテルに預けたんだけど、預かりは有料でした。(大きさによって値段が違った)

のんびりバスに乗って行っちゃう?と思っていたのだが、オリンピックを前にしてオックスフォードストリートが大工事中!なんと片側通行になっていて大混乱なので、素直にタクシーでSt.Pancras Internationalへ。

ユーロスターの荷物検査は、平日なのに結構混んでて列もごっちゃごちゃ。何に並んでるのか近づかないと分からないから要領も悪い。電車だからと甘く見ると乗り遅れてしまいそうだ。

こんなんでロンドンオリンピックの時どうなるんだろう・・・。

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さっき朝ごはん食べたのに、車内で出た朝ごはんをまた食べてしまう・・・。(↑こうして、ことある毎に飲み食いした事により、後に失速する私達なのだった・・・)


パリ北駅のパタパタ [Transport]

スリのメッカ(?)パリ北駅に到着。早速着いて1分ですでに怪しげな募金箱を持った老女が近づいてきたりして油断ならない。とっとと去りたい所なのだが、パリ北駅には「あれ」がある。

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↑これこれ。パタパタ。好きなんです。

デジタル化しちゃってあまり他で見られないんですよねぇ、って訳で動画も撮影。

 


Hotel Relais Christine [Paris]

パリのおやどは Hotel Relais Christine

http://www.relais-christine.com/

最寄りはメトロOdeon駅。

北駅の切符売り場はいつも有り得ない程混んでいるから、パリに行ったら次回訪問の為にチケットを残しておき、 到着時に大荷物持って自動販売機や窓口に並ぶのを回避すべし、という小技を友人から聞いていた為、かねて用意のBilletですんなりとメトロに。

しかし、あ・暑い・・・。9月末の欧州だと東京の10月末くらいの服装で良いだろ、と結構秋の装いで来ちゃったのだ。荷物を減らすために色々着込んでいるのでさらに暑かった。

Odeonに着いて、駅で出口を確認してから外へ出よう、と思っていたが甘かった。Sortieの表示に従って歩いていたらいきなり外。やばい、地図の予習がイマイチだ・・・。こっちかな?と思って行った方に、予想外の建物が見えて勘違いし(本当は合っていた)わざわざ逆の方向へ行ってしまい、荷物もあって滝汗。悔し〜。

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チェックインまで少し時間があったけれど、暑くて出歩く気にもならず、ロビーでしばし待つ。時間を過ぎても該当の部屋の準備が出来ていなかった為か、上のカテゴリーの部屋に通して貰った。ラッキーだったんだけれど、このホテル、改装の済んだ部屋とそうでない部屋があるようで、私はHPで見た新しいタイプの部屋が良かったのだが、案内されたのはクラシカルな方だった。暗くてどよんとした部屋であまり好きじゃ無い・・・。色んなサイトでホテルの写真を見て、この部屋はやだな、と思っていた部屋だった。バスルームはとてもキレイだったが、化粧室は別になっていてウソみたいに暗かった・・・。(部屋の写真撮ったけど愛が無くて失敗)

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タグ:HOTEL

Merci [Paris]

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パリの超人気雑貨店"Merci"にお出かけ。

実は、今回の旅程にパリを入れたのは、この店に来たかったからなのだ。雑誌(確かCasaBrutus)に載っていた、リンゴ輸送用木製コンテナをリサイクルしたテーブルが気になって、実物見て本当に欲しかったら個人輸入しちゃおうかな?と考えていたのだ。実際にあまり物が無かったのと、同じ系列の商品を見たら、思っていたものとちょっと違ったので野望はそこで消えたんだけれども・・・。 しかも折角行ったのに、メルシーさんたら「日本特集」やってて私にゃ何の意味無い・・・。地下のカフェは美味しいサラダがあって良かったけどね。(個人輸入のサイトを調べて相談に乗って頂いたバイヤーHさん、有難うございました!)


ショック!パリオペラ座ストライキ! [Paris]

たまには観劇旅行じゃない旅もしよう!と思ってたのに、気づいたらバレエのチケット取ってました〜。

パリ2日目のバレエのチケットを確保しておいた所、1日目の公演に特別なイベント「デフィレ」が追加される事が判明。完売だったけれど毎日何度もサイトをチェックし戻り券をゲット!要正装のガラ公演なのでこの日に観ると荷物が増えて嫌だなあ、なんて思っていたのだけれど、憧れの「デフィレ」が観られるならば話は全然違う。
(デフィレとは、バレエ学校生徒からエトワールまでが、普段は使われない舞台奥深くから階級順に行進してくる特別なセレモニー。オペラ座ファンなら一度は観たい)

しかし数日前に「1日目と2日目はストライキで公演が無いかも・・・」の情報をTwitterで知る。
でも、まさかなぁ?AROP(オペラ座の後援会の様な組織?)主催公演をすっとばすなんて事しないでしょ?と思っていたら本当にやられた・・・。
朝オペラ座のサイトを見た時にはそんな様子無かったのに、いざおめかしして(でもバスで)オペラ座に乗り込んだら何か様子がヘン。仕切りがあってオペラ座に近寄れなくなってるし、あっちでシュプレヒコール上がってるし、こりゃどうみてもスト決行だ・・・。

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実は、2日目の公演のチケットを譲渡する予定があって、その方と待ち合わせをしていた。(勿論日本人ね)その彼はかなりフランス語が話せる方だったので、お願いして状況を聞いて貰った。すると、今日の公演は中止、明日は分からない、今日のチケットを持っている人は劇場内で行われるカクテルパーティーに入れる。との事。

私は明日のチケットも持っていて、その彼にお譲りする予定だったのだけれど、もし明日公演があるならそれは私も観たい・・・。でもお譲りすると決めたのだから、やっぱり譲るの止めます、じゃ約束が違う。かといって明日も公演中止で払い戻しになったりするとこれまたややこしい等、 もうどうしたら良いのか分からない・・・。

明日の当日券を取れば良いのかも知れないけれど、買える保証も無いのに何時間も並ぶのもどうか、とぐるぐる逡巡。結局その彼が「もともと観劇予定じゃ無かったんだからいいですよ」と辞退してくれて、誠に申し訳無かったんだけれどもお言葉に甘える事に・・・。Nさん、本当にすみませんでした。そして有難うございました。 

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恨めしやストライキ〜。

でも、予めTwitterで噂を聞いていなかったらもっとショックだったし、Nさんにもストの噂がある旨メールで伝えておけたのでその点助かった。Twitterでお世話になっている皆さん有難う。


ロビーでカクテルパーティー@オペラ座 [Paris]

ストで公演は中止にはなっちゃったけど、決定したのはほんの数時間前だった様で、特別ガラ用の飾り付けやカクテルパーティーはすでに準備完了。当日のチケットを持っている客はロビーまで入れる、とさ。

でももう私グレちゃって、帰る!とか言ってたんですが、Mに「こんな機会滅多に無いからちょっと入ってみようよ」と誘われ、気を取り直して劇場内へ・・・。

連休にはさまれた日だったので、まあ日本人の多いこと多いこと。みんな狐につままれたような表情だった。

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普段はライトアップとお花ありません。

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幻の初日・・・。

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シャンパンも美味しかったけれど、カナッペが、笑っちゃうくらい美味しかった!今までパリで食べたものの中で一番美味しかったかも知れない・・・。 流石オペラ座御用達業者だ。

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(一般客には関係無い)ディナーのセットもあった。終演後に予定してたんだろうけれどどうするのかな?

ロビーのはじっこに陣取ってクピクピ飲んでいたら、VIPっぽい方々や。カクテルドレスやタキシードのダンサー達が何人か別の部屋に向かっていくのに遭遇。たまたま居た場所がそのルート上だったので、マリ=アニエス・ジロやアリス・ルナヴァン、ローラン・イレール、ドロテ・ジルベールなどまばゆいメンバーをを数メートルのところで拝見できてしまった!やっぱり帰らなくて良かった。Mよありがとう。


マレ地区など [Paris]

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天気が良すぎて眩しい

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雑誌で見て気になっていたブティックに行ってみたり。

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市場にあるレストランで食べてみたりと

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なんか正しくパリらしい事をしてた気がする。全然時間が足りなかったけど。

パリって気候の良いときに来るべき所なんですねぇ・・・。


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お馴染み、BUS95番 [Paris]

サンジェルマン・デ・プレからオペラ座へはバスがとっても便利。(地下鉄だと乗換有)

↑1分ちょっとのMovie。ギャラリー立ち並ぶボナパルト通りやルーブルのガラスピラミッドを通ったりして楽しい。


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オペラ座バレエ観劇(二度目の正直) [Ballet]

今日は、普通に公演が有る模様。
まずは昨日のチケットの払い戻し手続きにBoxOfficeへ。

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BoxOfficeは正面から見て左側に回ると入り口がある。
そこでなぜか日本人の若い男女が、ガードマンに詰め寄って「ちょっとそこまで入れてよ!いいじゃない!」と無理矢理オペラ座見学を強要している(←ポカ〜ン・・・)きちんと公開している時間があるんだからその時に来いっつうの。そのおかげでガードマンが不機嫌になってしまい、払い戻しの手続きについて誤った案内をされちゃったよ!ぷんすかである。他の人に聞いたら丁寧に教えてくれて、払い戻し用紙にカード番号やら座席番号やらを書き込んで提出。めるし。

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ネットで取った座席は、馬蹄型のサイドかみ手からの席で、Baigooires Cour 16-3と4。70euro。日本で見ると2~3倍のお値段になります。

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こんな角度で見きれまくり。ボックスの中も、椅子をどかさないと出られない位キュウキュウ。

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レセプショニストさんに扉を開けて貰って入ります。

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が、行ったら違う人が座ってた。ここでごちゃごちゃしてたら配役表を貰いそびれた・・・。

実は昨日予定されていたデフィレがこの日に持ち越されていたのだが、配役表を貰いそびれた私はその事を知らずに開演を迎えてしまった。


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オペラ座バレエ観劇 Lifar/Ratmansky その1 [Ballet]

2011年9月22日19:30 

オペラ座ガルニエ 

Lifar/Ratmansky

Défilé『デフィレ』/ リファール振付『フェードル』/ラトマンスキー振付『プシュケー』

キャスト表を貰いそびれて、なんと開演するまでデフィレ(行進というかパレード)が有る事を知らなかった私。幕が開いたらかわゆいバレエ学校の少女がポーズ。こりゃデフィレじゃん!吃驚!ラッキー!しかし、デフィレの時だけ客席から見える舞台奥のホワイエが、角度的に見えず・・・。昨日押さえておいた席だったら、最上階だけれど正面だったので見えたのにな。

バレエ学校の生徒から団員のコールドバレエ、ソリスト級へと階級の順番に舞台奥から行進し、2番目のプルミエール・ダンスーズと最高階級のエトワールだけは一人でレベランス(お辞儀)をする。拍手の量が人気によって違ったりして結構シビアなんだけれど、思ったより全体的な反応が悪い気がした。昨日だったらもっとコアなファンが多くて反応も良く、もっと盛り上がったんじゃないかな。

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面白かったのは、上手から観ていたせいで、下手の袖の中から様子を見ているダンサーがよく見えた事。一緒になって拍手してたり、舞台を見ようとあちこちに移動してみたり。舞台上両端に整列しているコールドも、目だけキョロキョロ動かして目配せしたりしたりニヤニヤしたりを観察。超競争社会で複雑な人間模様があるだろうけど、いつもと違って緊張感なくニコニコしているダンサー達は皆可愛くて仲良さそう。(に見えた)

最後、最古参男性エトワールが挨拶し、左右に合図するとバレエ団、バレエ学校の全員が出てきてポーズ!なのだが、スタンバイしているダンサーに、そのきっかけが良く見えない様子。奥の方のダンサーが「ブレーメンの音楽隊」みたいに縦に重なって必死に舞台の様子をうかがってるのが丸見えで笑えた。ただ出てくるだけじゃなくて結構複雑なポーズとフォーメーションなのよね。

怪我でずっと休演しているエルヴェ・モロー氏がデフィレには出ていたので、近々復活出来るんだろうと思っていたのだけれど、後日引退の報を聞いた。実力、容姿全てが完璧な素晴らしいダンサーなのに・・・。 うう。

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(↑「パリオペラ座のすべて」DVDジャケットより)


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パリオペラ座バレエ観劇 Lifar/Ratmansky その2 [Ballet]

2011年9月22日19:30 パリ・オペラ座ガルニエ宮

"PHÈDRE"『フェードル』

Georges Auric    Music
Serge Lifar    Choreography
Jean Cocteau    Curtain, set and costumes

Phedre    Marie-Agnes Gillot
Thésée    Nicolas Le Riche
Oenone    Alice Renavand
Hippolyte    Karl Paquette
Aricie         Myriam Ould Braham


「フェードル」は、1950年初演のセルジュ・リファールの作品。(美術ジャン・コクトー!)
フランス劇作家による、ギリシャ神話を題材にした悲劇のバレエで、長らくお蔵入りしていた作品との事。
基本的にはクラシックのステップなんだけれど、時折出てくる絵画というか壁画をデフォルメしたような動きが印象的。正直ヘンテコな振りも多い。
フェードル役のマリ・アニエス・ジロは出番も多くて大変そうなんだけど、これと言っておいしい見せ場は無かった様な気がする。労多くして・・・みたいな。しかし、女王フェードルの貫禄、大仰なギリシャっぽさがしっくり来る容姿、タイトルロールの責任感が、少々苦しい作品の間を上手く埋めていたと思う。
侍女役のアリス・ルナヴァンの方が見栄えのする振りが多く、すごい勢いで高度なテクニックを次々に披露していた。(初演時にもこんなに踊れる人居たのかしら?)他には大好きなミリアム・ウルド・ブラームが観られたのが嬉しかった。彼女の、柔らかな光を感じさせるふわっとしたオーラは今のオペラ座バレリーナの中でとても貴重だと思う。
男性陣は、カール・パケットがやけに若々しく妙にお似合い。ニコラ・ル・リッシュは期待してたんだけれどあまり良い所無かったかな。ニコラはデコラティブな衣裳があまり似合わないかも。
コクトーの美術は、小さな芝居小屋でやればすごく効果的なんだろうけど、重厚なガルニエの舞台では悲しくも「ちゃち」にしか見えなかった(すいません)

因みに、フェードルのジロ、誰かに似ている誰かに似ている・・・と気にかかる。

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参考画像:これはかつてのクロード・ベッシー。この髪の盛り加減と目ばり、どこかで見た・・・(ジロのアップ写真が見つからなかった)

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そうだ、エイミー・ワインハウスだ!ああすっきり。

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"PSYCHÉ"『プシュケー」(世界初演)
César Franck    Music
Alexei Ratmansky    Choreography
Karen Kilimnik    Sets
Adeline André    Costumes

Psyché    Aurélie Dupont
Eros    Stéphane Bullion
Vénus    Amandine Albisson
2 Soeurs    Mélanie Hurel, Géraldine Wiart


「プシュケー」の方は今をときめくラトマンスキー作品という事で期待。音楽(合唱が夢の様だった・・・)衣裳、美術すべてが美しく、良質な絵本の様。(たまにあれ?と思うのもまああったけど)特に花びらのスカートの微妙な質感がリアルで目に楽しい。個人的には風の精みたいな4人組が気に入った。吹き流しみたいな鬘衣裳でひゅ〜っとやってくる。(エアコンのCMに使ったら良さそうよ)ラトマンスキー作品で好きなのは、複雑なステップとリフトを組み合わせながらスピーディーにフォーメーションが変わったりして、舞台に疾走感がある所。振り的にはどこかやっぱりロシアっぽいんだけれど、オペラ座のダンサーは「パリジェンヌでござい」という気迫に満ちていてロシアのダンサーには絶対見えないところが面白い。
プシュケー役のオレリー・デュポンはこの新作にぴったり。美貌、透明感、安定したテクニック、クラシカルさと現代性のバランスが絶妙。(オレリーほど「オペラ巻き」の似合う女性って居るだろうか)エロス役は最初エルヴェ・モローがキャスティングされていた様子。ロマンティックで柔軟な彼の踊りで観たかった・・・。ステファン・ビュリヨンは私のイメージよりマッチョすぎたかな。上半身がちょっと硬かった。
ともかくオペラ座の人気レパートリーになっていくであろう作品の初演が観られたのは幸福。プシュケーだけは2回観たかったな。

Chacott DanceCubeでのレポート(舞台写真が豊富)
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/paris1110a.html

衣裳デザイナーのTVインタビュー(約3分)
http://www.youtube.com/watch?v=f5DTiWqfZ2A


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3日目、パリの朝 [Paris]

9月23日金曜日、パリは2泊だけなのでこの日にアントワープへ移動する日。

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早朝、天窓から月が見えた!

ホテル、ルネ・クリスティーヌは、とても良かった。今回泊まった部屋はたまたま好みではなかったものの、スタッフも皆さんもとても感じよく(一度、部屋のチェンジを相談した時も一所懸命探してくれた)Wi-Fiも時々途切れたけど無料で使えたし、 立地的にも良かった。人気があるホテルで、カード会社を通したオトクな条件で予約しようとしたら満室、ホテルHP直接の予約で一室だけ空いていて取れたのだった。

移動は午後なので、ホテル周辺のサンジェルマン・デ・プレを散策。

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ホテル近くのBuci通り。

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このインテリアショップ"La Joie de Vibre"が好きだった。

http://www.joiedevivre.fr/

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たまたま入ったパン屋さんで朝食、次々に常連がやってきた。勿論美味しかったしかわゆいわんこも来た!

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イギリス製のポチチなんだけど、(NO SALT→Naked)でハダカのパッケージ・・・。

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Repettoは入場制限までかかってしまうオペラ座近くの店より、サンジェルマン・デ・プレの店の方が落ち着いていて良いですよ。

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チェックアウトして、また大汗をかかぬよう北駅までタクる。 (なかなかタクシーが来なかったが)

 


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Tharys [Transport]

フランス、ベルギー、ドイツ、オランダを結ぶ高速列車タリスでベルギーのアントワープへ移動。

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タリスはパリ北駅から出ている。ロマ(ジプシー)がタクシー降車場にわんさか居た。別のタクシーに轢かれそうになってブチ切れてたけど、運転手からしたらすごい邪魔なんだろう。それにしても多かったなぁ。移動するのに北駅使う事多いけれど、シチュエーション的に荷物も多いし、ストレスだわぁ。

時間もあったので、友人の教訓「次回パリ来訪の為に地下鉄&バスの切符を買っておきましょう」の為、メトロの駅に降りると、切符売り場は長蛇の列!他の駅で買えば良かったんだけれど、なんせバス派なので駅ってものを通らずなかなかチャンスが無かった。ダメモトでキヨスクに行き「カルネある?」って聞いたら・・・・買えちゃった。並んでる人〜・・・おーい。

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改札はジジっと自分で刻印。

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のんびり構えていたら、信じられないくらい車両が長くて、行けども行けども自分達の車両に着かない!最後はほぼ走ってた。

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 一等車はWi-Fiも入るし

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(時間によるけど)ランチが出る♪

これが美味しくて美味しくて(何年か前に乗ったときも美味しかった!)ぜーんぶ食べたら、食べ過ぎて失速・・・。ほどほどにしてアントワープで美味しい物を沢山食べようと思ったのに。

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ワインも美味!ついつい飲んじゃった。ほどほどにしてアントワープで美味しいお酒を沢山飲もうと思ったのに・・・。

揺れても瓶とグラスがすっとんでいかないガードが付いていた!

飛行機との競争もあって、チケットは安いしサービスは良いしで営業努力が感じられた。その点EUROSTARはつまんないかも。

 

 

 


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アントワープ中央駅 [Antwerpen]

2005年に初めて訪れた時から、この街の大ファンとなり、リピーターとなってます。

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アントワープ中央駅は、本当に美しい駅。元はフォーク型の行き止まり駅で、連結の長い列車が停まれなかった。そこで地下2階に通過式のホームを掘って(!)長距離列車も停車出来る様に。中央が吹き抜けになって、左右縦に列車が積み上がってる様な面白い構造のスーパーモダ〜ンな駅に変身。

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照明もCool。

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ゴミ箱もCool。

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せんとらAAる。なのだ!

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アイコンもキュート!

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1等席待合室だった所がカフェになっており、毎回そこで

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アントワープの地ビール、DeKoninckを頂くのがしきたりです。 

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ここは駅の外、側面なんだけれど

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なんかこういちいち意匠が凝らされている。


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Hotel Julien [Antwerpen]

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Hotel Julien

http://www.hotel-julien.com/

Hotel Julienは旧市街の中心部にあるデザインホテル。実は今回で3回目の宿泊。アントワープには興味深いプチホテルが何軒もあって、今度こそ違うホテルに泊まってみたい!と思うのだが、やっぱりジュリアンにしてしまう。

ある日ホテルのHPを見たらインテリアの様子が変わっていた。どうやら1〜2年前にオーナーが変わり、改装もされたとの事。 SPAも出来たらしいが、本当に小さなホテルなのでほんまかいなって感じ。

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フロントの辺りは殆ど変わらない。改装というより主には増築で、隣のビルを買い取って拡がっている。 しかし、一部は買収できなかったようで、通りから見るとジュリアン→別のビル→ジュリアン、なのだが、奥の方では繋がっている。(中野の丸井みたいな構造→とマイナーな表現で分かる人居るかな)

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今回は増築されたエリアの25号室。

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明るく天井の高い、広々した気持ちの良いお部屋。

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こういうビビッドな色使いは今まで無かったけれど、基本のスタイルは変わらない。

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バスルームも明るくて広い。バスタブの反対側にトイレとシャワーブースがある。ちなみにこのバスタブ、栓がきちんと閉まらずお湯が溜められなかった・・・・。 しかも大きすぎて入りにくいでしょこれじゃ。

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1階のラウンジ、昔はここが朝食エリアだった。ちょっとしたバーコーナーも出来ていた。このホテルはインターホンを押して宿泊者だけが入れるようになっているため、パブリックエリアもとても落ち着いている。

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高そうだなあ、と思われる方も多いと思うけれど、1泊一部屋約2万円からで、美味しい朝食付き。コストパフォーマンス良いホテルだと思う。


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アントワープ散策 [Antwerpen]

荷ほどきをして街へ出る。

まずは大聖堂近くのチョコレート屋の看板オヤジにご挨拶・・・。

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いたいた。

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おっちゃん♪お久しぶり!

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ドリス・ヴァン・ノッテンの本店のあるnationalestraat近辺からショッピングを開始。ベルギーのデザイナーの洋服好きなんです。

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怪しい中華ファーストフードがベルギーにも進出してた・・・。

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結構な勢いでパトロールし、一息ついて今晩どこで食事しようか考える。が、旅行4日目の蓄積してきた疲れとタリスでの食べ過ぎ等により、まさかの失・・速・・・。 どうもしっかりディナーを、という体調では無い。アントワープは上質なレストランが多く、食材も新鮮で豊富、一人旅ではなかなか行けないレストランに行くのを楽しみにしていたというのに何たる事であろう・・・。

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そこで、ブログを旅行の参考にさせて頂いたり、Twitterでフォローさせて頂いている、日本人のマダムがいらっしゃる

カフェ・クイントンマセイス

http://ameblo.jp/madamequinten/

さんに入って作戦会議。ホテルからほんの1分、旧市街らしい美しい小径で、よく散歩はしていた場所なんだけれど、こんなに気軽に入れるお店があるとは知らなかった・・・。ウォーキングツアーのグループがツアーコンダクターに連れられて入ってきて、古式ゆかしいゲームに興じたり、アントワープ在住の日本人が代わる代わる訪れたりしていてとても温かい雰囲気。

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大好きなDeKoninckをゆっくり頂きながら、周囲を見ると食事をしている方も居る。ふむ、今日は重いディナーは無理だけれど、ここで軽く食べて明日に備えようか、とメニューを見る。ドライカレー風のパスタをお願いすると、「日本の洋食」感のある、どこか懐かしく胃に優しい、体に染み入る暖かさのあるお料理だった。 これだ、これが必要だったのだ〜。心身共にリラックス出来て、ホントに落ち着きました。ご馳走様でした! 

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朝ごはん@Hotel Julien [Antwerpen]

アントワープ2日目、9月24日土曜日。

ジュリアン名物、美味しい朝ごはん。滞在の楽しみの一つ。

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増築された方の建物に、Breakfast Roomが出来てました。

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自分で取るビュッフェタイプのカウンターと、卵料理など、キッチンで作ってくれるメニューに別れてます。

前回Julienで食べた卵が忘れられない美味しさだった!今回も勿論オーダー。

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バターは普通テーブルにあったりするでしょ?でも無かった。無いわけないよなあ・・と思ったら

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この巨大な塊がバターだった!!(なんかのケーキかと思った)

「バタドコデスカ?」って聞いて恥かいちゃったyo!


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屋上から [Antwerpen]

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Julienの増築された部分、屋上に上がれるのだ。

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じゃーん。 (鐘の鳴りっぷりが半端じゃない)

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これはお隣のマンション。インテリア雑誌みたいにお洒落なのだ。


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土曜日のアントワープ [Antwerpen]

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トラムがごーっと走ってる、が、目的地は徒歩で行けちゃう距離なのだ。

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これはどこかのレストランへの入り口。

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キャラクターにおっさん多し。

Theaterplein(シアター広場)にて日替わりで行われている市場へ。

土曜日は生鮮食料品が多い様で、その場でつまめるストールもいくつか出ていて楽しい。しかしお腹はいっぱいなのだった。

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キノコやさんとか

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オランダからのチーズ屋さんとか

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八百屋さん。

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山羊のチーズなんでしょうね。

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またおっさん。(かなり良い)

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ビミョーなセンスの洋服。市場のお約束か。

 


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TramでGO! [Antwerpen]

私はバスやトラムが大好きで、どこの都市でも大抵乗り放題のチケットを買って乗り倒す。(地下鉄は分かりやすいけど外が見えなくてつまんないので嫌い。タクシーはお金を払う時の小銭等が面倒&行き先をきちんと決める必要があるから殆ど乗らない)

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トラムの接近情報↑

アントワープの交通情報はあまり資料が無かったので、現地で路線図をゲットし、プレメトロの駅窓口で一日乗車券買った。駅員さんが日本贔屓だったようで、「日本から来たの?よっしゃ〜〜〜〜!!」とエールを送られる、みたいなやりとりがあって、特に何がどうという会話があったわけでは無いがジンと来るものがあった。

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実はその前にも停留所で一緒になったおじいさんに、「どこに行くの?じゃ何番に乗りなさいね」と教えて貰ったり(実は間違ってて、自分達が考えたルートが合っていたんだが) Mがおじいさんと引き続きお天気の話をしていたら、「君たちが日本から太陽を連れてきたんだね」なんて言われたりして泣けるご親切・・・。日出づる国っって表現をご存じだったのだろうか。

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現在は改修中でクローズしている国立美術館周辺に、見てみたいお店があったので行ってみる事に。

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↑ トラム動画、54秒ほど。(特に面白かぁ無いですが)


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ザウト地区(Het Zuid) [Antwerpen]

王立美術館(改修のため休館中)のエリアは、以前からアールヌーヴォーのお屋敷があったりして落ち着いた地域だったのだが、ここ数年でブティックやレストランなどが増えて、すっかりお洒落ゾーンになった模様。レストラン情報等を調べているとよくこの地域のお店だったりするのだ。

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停留所を降りたらすぐにアン・デゥムルメステールのブティックがあり、気に入ったブラウスに遭遇出来た。アントワープで是非洋服を買いたかったので嬉し。店員さんも感じ良かったなぁ。 お店はRosas(大好きなコンテンポラリーダンスのグループ)のセットみたいで格好良かった。

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なんせいちいち絵になる町なのだ。

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不動産屋さんの写真もみなモダ〜ンであった。

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センスの良い食材店がいくつも。どこもファッション誌から出てきた様な見栄え。

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実は見たかったインテリア系のお店があったのだが、住所通りに行っても見つからなかった。 

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もちろんアート系の施設も多い。

2005年にもこの辺りを歩いたことがあったけれど、こんなに活気が無かった様な。シンプルだけど上質、上品だけど若々しくてシンプル、といったイメージの素敵な町だった。

トラムで中心地まで戻り、一旦ホテルに帰る前に、

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前回見つけて大ファンになった生活雑貨店でザクザクお買い物。安くてユニークなキッチン雑貨などが楽しい。

Dille & Kamille

http://www.dille-kamille.be/fr/

ここのエコバッグが大きくてとっても便利。沢山買ったらおまけ(木製のスプーンというかヘラ)をくれた。

 

 


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Lierへ小旅行その1 [Antwerpen]

朝から出かけているので、数カ所回ってもまだ午後2時過ぎ。

一旦荷物を置きにホテルへ戻り、列車で15分のリールという小さな町に行ってみる事にした。

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トラムで中央駅へ。

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駅ではどこかの学校が記念撮影をしていた。

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昔からある地上ホームから出発。昔はこの階のホームしかなかったのよね〜。

切符を買うのに時間が掛かってしまった。自動販売機では、海外クレジットカードが使えなかったのだ。窓口は混んでいて時間のロス。

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ホントに15分でリール駅に到着。駅にツーリストインフォメーションがあるだろう、と思ったら、見つけられなかった。地図が欲しかったのにな〜。

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駅から町の中心部へ向かう道はこぢんまりとした商店街だった。

町の中央に行けばなんかいろいろあるだろ、と思ったが 、市庁舎と道路が大規模修繕していてちょっと分かりにくかった。適当に歩いてみる。

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観光馬車かと思ったら結婚式のお迎えでした。

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近くのパブで一休み、このビール、200円しなかったんじゃなかったかな。とても新鮮で美味しかった。やっぱりビールのレベルが高い!時計台みたいな建物があるはずなので、お店の人に訊いてみた。親切に教えてくれてありがとう。

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町についての知識が殆ど無いのだけれど、この辺りは旧くて豊かそうな街並み。

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Lierへ小旅行その2 [Antwerpen]

 リールの町のプリティさを分かって貰いたくて、このブログの為にもう一度調べてみたら、

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ネット上の観光局に地図があった(これが欲しかったんだよね)

一番下の縮尺、500m。半径たった0,5Kmの町なのだ。

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地図でみる左下に、川沿いの公園があるのがお分かりかな? そこでアヒル達発見。

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どんどん近づいても微動だにせずこっちを見もしない・・。デコイか君たちは。

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道ゆく人も皆温和でのんびり。

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町のメイン、ジンメルの時計塔。この辺りはレストランが多くて活気があった。

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ミニチュアが欲しいな。ヨーロッパの都市の見どころで、宗教色の無い建物って珍しいんじゃ無いかと思う。

↑ 5時の鐘を狙って録った動画、音も可愛い!周囲の人がだーれも時計塔の方を見ていないところがツボ。約30秒

 バス停が幾つかあったので見てみると、どうやらアントワープの中心地までバスで行けるみたいだ。列車で15分だがバスだと40分〜60分位らしい。

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バスは20分に一本。もうこれで帰るしかない! ただ細かい事はフラマン語でしか書いてないのでイマイチ不安。(もし違ったらマズイよね)Mが近くに居た人に確認してくれて、バスで帰ることに決める。バス好きとしては予想外の展開にテンションUP!

リール観光は正味1時間ってところだったけれど、町の規模や体力的に丁度良かったかな。町の清潔さや、古いものと近年の文化が程良く交ざった感じがとても気に入って、来てみて良かった。


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リールから(爆走)バス [Antwerpen]

時刻表より少し遅れてバスが来た。(そんな時も現地の人がもうすぐ来ると思うよ〜みたいなフォローをくれたり)

幾らなのかがどこにも書いていなかったのだが、同じアントワープ州なので朝購入した一日乗車券が使えちゃった。これは嬉しすぎる。

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バス車窓から。

写真が無いのだが、別荘地の様なところを通過した。小さなお城のような可愛いコテージや、スタイリッシュな現代建築、ヨーロッパでこういった別荘地の風景を見た事が無かったので、ものすごく面白かった。

当然どこにもコンビニは無く、たまーに目に着くのがフリット(フライドポテト)屋!この辺り流石ベルギーである。

↑ バス動画20秒ほど。それにしてもすごいスピードでバスが往く。離陸するかと思った。

アントワープ市内に入ると渋滞してきたので終点まで乗らず、途中でプレメトロに乗換。

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途中アントワープ・ベルヘム駅周辺で沢山の正統派ユダヤ教徒を見かけた。


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de pottekijkerにて遅い夕食 [Antwerpen]

中心部に戻ってきたのは18時半頃だがまだ夕食の場所を決めていない。
土曜夜なので一杯かな?と思いつつ、目を付けていたレストランHungry Henrietta

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http://www.hungryhenrietta.be/
に立ち寄って、直接聞いてみる。が、信じられない事に土曜夜が休みだった・・・・。うそ〜ん。
次回是非リベンジしたい。他にも1〜2軒直接聞いてみたのだがやはり満席、甘かった。

結局、大聖堂近く(=ホテルも近い)のde pottekijker

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http://www.depottekijker.be/
で、もしかしたら20時半頃空くかも知れないから、空いたら携帯に連絡をくれる、という話をMが付けてくれた。パッと見重厚な感じだけれど、気軽なグリル料理メインのお店。

まる一日活動してたけど、そういや今日まだDeKoninck飲んでないじゃんって訳でまたQuinten MatsijsさんでDeKoninckタイム。

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また部屋に戻って荷物の整理をしつつ電話を待つが、なかなか連絡が来なかった。結局お店斜め向かいのパブで待ったりして、入れたのは21時半頃だったかも。


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私はサラダとサーモンを頂いた。

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時間も遅かったし待ち時間にビールも飲んでいたので、全部はとても食べられなかったのだけれど、特に野菜が生き生きとして美味しかった。朝、市場を見ていたので、「あれだな」みたいな楽しさもあった。

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教訓:週末のレストランはちゃんと予約を取りましょう。


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フランダースの猫! [Antwerpen]

2011年9月25日日曜日。アントワープ最終日の朝。

移動は午後なので午前中たっぷり時間がある。アンティークマーケットに行く途中でにゃんに遭遇!

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日向にスタスタ向かう猫動画(20秒)どこかのお店の猫だったみたいで、マダムに「危ないから外に出ちゃだめよ〜」と怒られて回収されていた。

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番地表示も猫。

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外国の猫に日本語で話しかけると「は?何言ってんの??」みたいな反応される。

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警戒された・・・。


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