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オペラ座バレエ観劇 Lifar/Ratmansky その1 [Ballet]

2011年9月22日19:30 

オペラ座ガルニエ 

Lifar/Ratmansky

Défilé『デフィレ』/ リファール振付『フェードル』/ラトマンスキー振付『プシュケー』

キャスト表を貰いそびれて、なんと開演するまでデフィレ(行進というかパレード)が有る事を知らなかった私。幕が開いたらかわゆいバレエ学校の少女がポーズ。こりゃデフィレじゃん!吃驚!ラッキー!しかし、デフィレの時だけ客席から見える舞台奥のホワイエが、角度的に見えず・・・。昨日押さえておいた席だったら、最上階だけれど正面だったので見えたのにな。

バレエ学校の生徒から団員のコールドバレエ、ソリスト級へと階級の順番に舞台奥から行進し、2番目のプルミエール・ダンスーズと最高階級のエトワールだけは一人でレベランス(お辞儀)をする。拍手の量が人気によって違ったりして結構シビアなんだけれど、思ったより全体的な反応が悪い気がした。昨日だったらもっとコアなファンが多くて反応も良く、もっと盛り上がったんじゃないかな。

DSC00170.jpg

面白かったのは、上手から観ていたせいで、下手の袖の中から様子を見ているダンサーがよく見えた事。一緒になって拍手してたり、舞台を見ようとあちこちに移動してみたり。舞台上両端に整列しているコールドも、目だけキョロキョロ動かして目配せしたりしたりニヤニヤしたりを観察。超競争社会で複雑な人間模様があるだろうけど、いつもと違って緊張感なくニコニコしているダンサー達は皆可愛くて仲良さそう。(に見えた)

最後、最古参男性エトワールが挨拶し、左右に合図するとバレエ団、バレエ学校の全員が出てきてポーズ!なのだが、スタンバイしているダンサーに、そのきっかけが良く見えない様子。奥の方のダンサーが「ブレーメンの音楽隊」みたいに縦に重なって必死に舞台の様子をうかがってるのが丸見えで笑えた。ただ出てくるだけじゃなくて結構複雑なポーズとフォーメーションなのよね。

怪我でずっと休演しているエルヴェ・モロー氏がデフィレには出ていたので、近々復活出来るんだろうと思っていたのだけれど、後日引退の報を聞いた。実力、容姿全てが完璧な素晴らしいダンサーなのに・・・。 うう。

DSC01041.jpg

(↑「パリオペラ座のすべて」DVDジャケットより)


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